SixTONESの高地優吾が、念願の単独初主演舞台「Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~」で新たな一面を披露しました。東京・新国立劇場での開幕を迎え、公開ゲネプロと記者会見が行われ、高地優吾をはじめ、共演者の忍成修吾、岡本玲、松井愛莉、高岡早紀、羽場裕一らが登壇しました。
本作は、アメリカを代表する劇作家ニール・サイモンによる名作コメディ。対照的な兄弟の物語が、軽妙なテンポで展開します。高地優吾は、内気な弟バディ役を熱演。ゲネプロでは、共演者との息の合った掛け合いや、バディの心情変化を巧みに表現し、会場を笑いの渦に巻き込みました。
会見では、初主演への心境や舞台稽古について語られました。高地は「主演は大丈夫かなと不安もありましたが、面白い台本に助けられました。初日は緊張しましたが、始まれば楽しく演じることができました」と安堵の表情。稽古の苦労として、「セット転換がなく、限られた空間でキャラクターを作り上げていくのが大変でした」と振り返りました。
さらに、6人の共演者との稽古場での様子について触れ、「皆さん大人なので、SixTONESとは大違い。静かな稽古場で驚きました」とコメント。高岡早紀も「セリフが多く、台本にかかりっきりだったよね?」と同意し、笑いを誘いました。
役柄との共通点について問われると、高地は「1~2幕の内気なバディより、3幕以降のお調子者なバディの方が演じやすかったです。おちゃらけている方がセリフがスムーズに出るんです」と明かしました。共演者の忍成修吾も、自身の役柄について苦労を語りました。
今後の舞台出演への意欲も示し、「稽古を重ねて新しい自分を発見できる舞台の制作過程が好きなので、毎年出演したいです」と力強い言葉を述べました。
最後に、高地は「共演者と仲良く楽しく作品を作り上げました。面白い作品なので、ぜひ劇場に足を運んで笑って帰ってください」と呼びかけ、会見は幕を閉じました。
本公演は、東京公演に続き、大阪公演も予定されています。高地優吾の新たな魅力が詰まった舞台を、ぜひ劇場でご覧ください。