2024年09月11日更新
藤ヶ谷太輔 Kis-My-Ft2 傲慢と善良

【藤ヶ谷太輔さん】主演映画「傲慢と善良」ジャパンプレミアが開催される!

Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と奈緒がW主演を務める映画「傲慢と善良」のジャパンプレミアが開催。藤ヶ谷は本作への強い想いを語り、辻村深月氏の言葉に感激。二人の息の合った演技や、撮影秘話など、映画の魅力が詰まったイベントの様子をお届けします。

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Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔主演映画「傲慢と善良」ジャパンプレミアレポート!辻村深月氏も絶賛

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9月11日、東京都内にて映画「傲慢と善良」のジャパンプレミアが開催され、主演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と奈緒をはじめ、倉悠貴、桜庭ななみ、萩原健太郎監督、そして原作者の辻村深月氏が登壇しました。

本作は、辻村深月氏の同名小説を原作とした恋愛ミステリー。マッチングアプリで出会った架(藤ヶ谷)と真実(奈緒)は婚約しますが、真実が突如失踪。架は真実の過去や嘘に迫り、思わぬ場所で再会を果たします。

イベントでは、藤ヶ谷が奈緒へサプライズで白いバラの花束をプレゼント。「架から真実への気持ちと、大切な作品を作れて嬉しいです」と感謝の気持ちを伝えると、奈緒は満面の笑みを浮かべて喜びました。

藤ヶ谷は、本作について「夢が形になる瞬間で、ドキドキと嬉しい気持ちでいっぱいです」と心境を語りました。一方、辻村氏は「人に選ばれることについて言葉を尽くして書いた小説なので、実写化で伝わらない部分がないか不安もありました。しかし、藤ヶ谷さんと奈緒さんが演じる架と真実の、痛い部分やカッコ悪い部分まで表現してくださり、原作ファンもきっと満足していただけると思います」と力強くコメント。

藤ヶ谷は、原作を「人生で一番刺さった作品」と評し、「架を演じることができて心から嬉しかったです。原作の香りを残しつつ、映画ならではの魅力も加えたいと考え、監督や奈緒さんと何度も話し合いを重ねました」と作品への愛情を語りました。

さらに、クランクイン前に食事会を行った3人(藤ヶ谷、奈緒、萩原監督)。藤ヶ谷は「愛とは何か、優しくするとは何かを話し合いました。少し恥ずかしい話もしたかもしれません」と照れ笑いすると、奈緒は大きくうなずきました。奈緒は萩原監督の夫婦関係の話に感銘を受け、「そんな監督の映画なら信頼しかないと思って、クランクインが楽しみになりました」と笑顔を見せました。

辻村氏は映画化にあたって、「原作を超えてほしいという気持ちがありました。映画では、架と真実はどんな会話をしていたのか、二人のその後を見たかったんです。監督は男性スタッフと女性スタッフで解釈が異なり、皆さんが『傲慢と善良』を愛してくれて、それぞれ思うことを話してくれました。監督が、たくさんのリクエストに応えてくれた結果だと思います」と感激を語りました。

登壇者たちは、互いの意外な一面についてトークを展開。藤ヶ谷は奈緒の倖田來未さんのモノマネ話に驚き、奈緒は藤ヶ谷の驚異的な食欲に笑いを誘いました。

「一生に一度の選択は?」というテーマでは、藤ヶ谷が架が着用していた腕時計を購入したことを明かし、お守りのように身につけていると語りました。それを聞いた辻村氏は、「お二人が架と真実そのものに見え、思い入れを持って演じてもらえたことが本当に嬉しいです。書いてよかったなと思います」と感極まった様子でした。

最後に藤ヶ谷は「とにかく原作が素晴らしく、自信を持ってお届けできる作品になりました。この映画に出演できたことは自分の夢であり、代表作になったらいいなと思っています。人生の中で刺さる1本になれば嬉しいです」とメッセージを送りました。
映画「傲慢と善良」のジャパンプレミアは、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんの魅力が溢れる、温かくも切ない作品への期待感を高める素晴らしいイベントでした。

藤ヶ谷さんの作品への深い愛情と、奈緒さんの飾らない笑顔が印象的でした。藤ヶ谷さんは、原作への強い思い入れを言葉にする度に、この映画にかける情熱が伝わってきました。単なる役者としての仕事ではなく、自分の魂を込めて架というキャラクターを演じている様子が伺えました。また、奈緒さんも藤ヶ谷さんとのやり取りや、自身の役への理解を語っている様子から、真実という役を丁寧に演じていることが伝わってきました。

二人の息の合った演技は、映画の中でもきっと光り輝いていることでしょう。特に、クランクイン前に愛について語り合ったエピソードは、二人の関係性が作品に反映されていることを示唆しており、今後の展開がさらに楽しみになりました。

さらに、原作者である辻村深月さんの言葉も印象的でした。辻村さんは、映画化に際して原作を超えてほしいという願いを抱きながらも、映画スタッフの熱意に心を打たれた様子でした。映画スタッフがそれぞれに「傲慢と善良」を愛し、それぞれの解釈で作品を作り上げているというエピソードは、映画が多くの人の思いによって生み出されたものであることを感じさせました。

藤ヶ谷さんが「人生の中で刺さる1本になれば嬉しいです」と語ったように、この映画は多くの人々の心を揺さぶる作品になるのではないかと期待しています。恋愛ミステリーとしての面白さはもちろんのこと、架と真実の心の機微、そして登場人物たちの複雑な人間模様が、観る者の心に深く残る作品になるでしょう。

「傲慢と善良」は、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんの演技、そして辻村深月さんの原作の魅力が融合した、記憶に残る作品になることは間違いありません。ぜひ劇場で、二人の紡ぐ物語を体感していただきたいと思います。

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まとめ作者