2024年09月28日更新
小瀧望 WEST. 生田大和

小瀧望主演!ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』開幕!宝塚演出家とのコラボ

宝塚歌劇団出身の演出家・生田大和氏と、ジャニーズWESTの小瀧望がタッグを組んだミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』が開幕。名作をベースにした、豪華キャストと美しい音楽、そして小瀧望の圧巻のタップダンスが話題を呼んでいる。

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小瀧望主演!ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』開幕!宝塚演出家との奇跡のコラボ

ジャニーズWESTの小瀧望を主演に迎え、宝塚歌劇団の演出家・生田大和氏が手掛けるミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』が、9月28日についに幕を開けた。本作は、1924年に発表されたイタリアの戯曲を基に、幾度も映画化、舞台化されてきた名作。2023年には宝塚歌劇団でも上演され、大きな話題を呼んだ。

今回の舞台では、2021年に読売演劇大賞杉村春子賞を受賞するなど、演技力に定評のある小瀧が、死神でありながら休暇を楽しむサーキ王子を演じる。物語は、死せる魂を導き続けることに疲れた死神が、ランベルティ公爵一家のもとで過ごす2日間を描いている。一見重厚なテーマだが、ロマンスとユーモアが絶妙に織り交ぜられ、観る者を魅了するエンターテインメント作品となっている。

音楽は耳馴染みが良く、美しく、全編を通して心地よい旋律が流れ、ファンタジックでミステリアスな世界観を創り出している。華やかなダンスナンバーも随所に散りばめられており、特に小瀧のタップダンスは必見だ。パリの幻を見ながら踊るシーンでは、ステージ全体を使ったダイナミックなパフォーマンスが展開され、観客の心を掴む。豪華な衣装もまた、舞台の華やかさを一層引き立てている。

ゲネプロ後の取材会では、小瀧は「過去イチでいっぱいいっぱい」としながらも、作品への強い意気込みを語った。ヒロインのグラツィア役をWキャストで演じる山下リオと美園さくらも、それぞれが抱く緊張感や、作品への想いを熱く語った。

宝塚版との違いについて、生田大和氏は「本質的な部分では大きな違いはない」としながらも、「役者さんたちの持っている人間性を深めて稽古を進めていった」と説明。特にサーキ王子が各登場人物との関わりを通して成長していく様を丁寧に表現することに注力したという。

小瀧は、宝塚版の映像を見てタップダンスに挑戦することを決めたという。しかし、実際は想像以上に難しく、初日は絶望したと振り返る。7月初旬から練習を開始し、1回2時間ほどの集中練習を繰り返したという。その努力の成果は、舞台の上で存分に発揮されている。

小瀧は取材会の最後に、「今作は僕自身にとっても挑戦の連続でした。役者一同、作り上げることに苦しみながらも、素晴らしい歌と音楽、そして豪華なセットや衣装に酔いしれる時間も多いと思います。タップダンスも、見どころの一つです。ぜひ、五感を研ぎ澄まして、この作品を楽しんでください」と力強くアピールした。

『DEATH TAKES A HOLIDAY』は、10月20日まで東京・東急シアターオーブ、11月16日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは既に発売中だが、この機会をお見逃しなく。
小瀧望主演のミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』を観劇し、その圧倒的な世界観に心を奪われた。宝塚歌劇団の演出家である生田大和氏の演出は、緻密で繊細でありながら、どこか大胆さも感じさせる。ジャニーズWESTの小瀧望は、アイドルとしての華やかさと、俳優としての確かな演技力を兼ね備えている。死神という役柄を見事に演じ切り、観客を魅了していた。

特に印象的だったのは、小瀧望が演じるサーキ王子のタップダンスだ。練習期間の苦労を想像させるほど、キレのある、そして情熱的なダンスだった。そのパフォーマンスからは、小瀧本人の努力と、作品への強い想いが伝わってきた。舞台全体を使った華麗なダンスは、まさに圧巻の一言。

また、山下リオと美園さくらによるWキャストのヒロイン、グラツィアも素晴らしい演技を見せていた。それぞれの個性が際立ち、異なる魅力を持ったグラツィアを表現していた。二人の繊細な演技は、小瀧演じるサーキ王子との関係性をより一層深めていた。

音楽もまた、この作品の魅力を最大限に引き出していた。耳馴染みの良い旋律は、ストーリーをよりドラマチックに、そして美しく彩っていた。時に優しく、時に力強く、物語の展開に合わせて変化していく音楽は、まさに作品の一部として存在感を放っていた。

豪華なセットと衣装も、舞台全体を華やかに彩り、観客の目を奪っていた。細部までこだわった演出は、この作品がどれだけ丁寧に作られているかを示していた。

全体を通して、この作品は単なるミュージカルではなく、人生の素晴らしさや、生きる意味を改めて考えさせてくれる作品だった。笑いと涙、そして感動が詰まった、忘れられない舞台体験となった。小瀧望の新たな魅力を発見できる、素晴らしい作品だ。

多くの観客が、この作品に感動し、そして、小瀧望の今後の活躍に期待していることだろう。このミュージカルは、演劇ファンだけでなく、小瀧望のファンにとっても、必見の作品であることは間違いない。
出典:(株)キョードーメディアス
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まとめ作者