2019年に放送され、大きな話題を呼んだドラマ『グランメゾン東京』が映画化されることが決定した。映画のタイトルは『グランメゾン・パリ』で、2024年冬に公開される。
舞台はフランス・パリ。ドラマ版で木村拓哉が演じた、料理に人生をかけるフランス料理のシェフ・尾花は、今度はアジア人初のミシュラン三つ星獲得を目指し、新たな挑戦に挑む。
ドラマ版から引き続き、鈴木京香、沢村一樹、及川光博、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、冨永愛ら豪華キャストが再集結。3月には実際にパリで撮影が行われ、木村をはじめとする主要キャストは、劇中で日本語のセリフと変わらない量のフランス語にも挑戦したという。
さらに、ドラマ版で監督を務めた塚原あゆ子、脚本家の黒岩勉も続投。料理監修は、2020年にアジア人初のフランス三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが担当する。小林シェフの監修により、映画では、本場のフランス料理が堪能できるシーンが期待される。
木村拓哉は、映画への意気込みを「キャスト・スタッフ全員が、この作品に対してすごく気持ちのこもっている現場だったので、この役として皆さんと再会できたことが嬉しかったです。5年ぶりにはなりますが、5年間各々の中で役がしっかり生きていたなという印象がものすごくありました」とコメント。
「グランメゾン東京」で、日本でミシュランの三つ星を手にした時も大きなゴールだと思ったんですけど、パリで三つ星というのは、尾花自身はずっと挑んできていたものの手が届かないものだったので、それに手を伸ばす、というのは非常に大きな挑戦だなと思いました。
今回フランス語にも挑戦していて、自分の中では、尾花として羽を伸ばしきれていないなと感じる時もあったのですが、キャスト・スタッフ全員が監督のOKを求めて、お芝居というセッションをできたのは豊かな時間でした」と語った。
鈴木京香も「スペシャルドラマと映画で再び皆さんとご一緒して、あっという間でしたがパリでの充実した撮影を終えました。連続ドラマの時の思い出もよみがえってきたりして不思議な感覚になりもしました。
『グランメゾン東京』は、自分のやってきた仕事の中でも特にたくさんの方に「見たよ」「好きだったよ」と声をかけていただいた大切なドラマでしたし、そのドラマの映画化で、元々大好きだったパリという街に来られたことは最高に嬉しかったです!」とコメントしている。
ドラマ『グランメゾン東京』は、木村拓哉演じる天才シェフ・尾花の奮闘と成長、そして仲間との絆を描いた作品で、多くの視聴者の心を掴んだ。特に、料理のシーンは圧巻で、視聴者も一緒に料理の世界に引き込まれた人も多かったのではないだろうか。
映画版では、舞台がフランス・パリに移り、尾花はさらなる高みを目指して、アジア人初の三つ星獲得に挑戦する。ドラマ版で描かれた、尾花の料理への情熱、そして仲間との絆は、映画版でも継承されることは間違いないだろう。
さらに、映画ではパリでの大規模ロケ撮影が行われ、キャスト陣はフランス語にも挑戦するなど、より本格的な作品になっている。料理監修には、実際にフランスで三つ星を獲得した小林圭シェフが担当しており、映画では、本場のフランス料理を堪能できるシーンも期待できる。
ドラマ版のファンはもちろん、フランス料理に興味がある人、そして、木村拓哉のファンにとっても見逃せない作品になるだろう。2024年冬の公開を楽しみに待ちたい。