人気アイドルグループ・なにわ男子の大橋和也が、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』でデビュー後初の映画出演を果たす。同映画は、廣嶋玲子による児童小説シリーズを原作とした実写版で、2023年12月13日に公開予定だ。
大橋が演じるのは、映画オリジナルキャラクターの等々力小太郎。15年ぶりに生まれ故郷に舞い戻り、母校のわかば南小学校で5年生の担任教師を務める。内向的な性格で自信が持てないながらも、生徒に悟られないように気丈に振る舞う新米教師だ。
役作りにあたり、20歳を超えてから大きく髪型を変えたことがないという大橋は、短髪&黒髪に挑戦し、等身大の教師役を初々しく演じている。
映画は、不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いが叶うふしぎ駄菓子を求めて訪れる人々を描く。紅子役には天海祐希、監督は中田秀夫、脚本は吉田玲子という豪華な顔ぶれが揃い、話題となっている。
公開されたビジュアルでは、銭天堂の象徴である招き猫や抽選器、原作でも最初に出てくる「型抜き人魚グミ」など、原作の世界観を忠実に再現した、わくわくするような映像となっている。
劇中では、自信のない小太郎が、ふしぎ駄菓子に奮い起こされたかのように、堂々とした姿を見せる場面も。また、天海演じる紅子と対峙するシーンもあり、二人の関係性に注目が集まっている。
大橋は自身のコメントで、「映画のオファーきた!」と喜びを表現し、役への意気込みを語っている。また、天海との共演について、「最初は緊張したけど、いつも気さくに話しかけてくれて、撮影が楽しくできた」と明かし、撮影エピソードを披露した。
プロデューサーの今安玲子は、大橋の明るさと繊細さを評価し、小太郎役に抜擢したことを明かしている。撮影現場では、大橋の素直な人柄でスタッフとの距離が縮まったとのこと。また、本番前に「お願いします!」と大きな声で挨拶し、現場をまとめる姿も印象的だったという。
映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、子供から大人まで楽しめる、人情とファンタジー溢れる作品となっている。大橋の初の映画出演作、そして新米教師役にも注目だ。
なにわ男子の大橋和也が映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』で映画初出演を果たすというニュースに、ファンならずとも喜びを感じたのではないだろうか。
大橋といえば、グループのリーダーとして、歌やダンスはもちろんのこと、バラエティ番組や情報番組などでも活躍し、その明るいキャラクターと高いパフォーマンスで多くのファンを魅了している。
そんな彼が、今回演じるのは、内向的で自信のない新米教師・等々力小太郎。短髪&黒髪という新しい姿で、新たな魅力を発揮するのではないかと期待が高まる。
また、天海祐希、中田秀夫、吉田玲子という、日本映画界を代表する実力派が集結したことも見逃せない。天海は、数々の作品で存在感を見せつけてきた演技派女優であり、中田監督は『リング』や『スマホを落としただけなのに』など、話題作を次々と世に送り出してきた鬼才監督。吉田玲子も『聲の形』や『映画すみっコぐらし』など、幅広いジャンルの作品で高い評価を得ている脚本家だ。
この豪華な布陣が、原作の世界観をどのように映像化するのか、今から楽しみでならない。
さらに、映画オリジナルキャラクターである等々力小太郎が、どのように物語に関わってくるのか、そして、天海演じる紅子との関係性がどのように描かれるのか、など気になる点は多い。
大橋の新たな挑戦に期待が高まる一方、原作の世界観を忠実に再現した映像、そして豪華なスタッフ陣が織りなす物語にも注目したい。映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、子供から大人まで楽しめる、心温まるファンタジー映画となるだろう。